欧州トップブランド（中国）協力サミットが杭州西湖国賓館で開催

最近、第1回ヨーロッパトップブランド（中国）協力サミットは杭州西湖国賓館で開催され、今回のサミットは浙江省企業家協会、杭州市対外経済貿易局、国際香水化粧品基金会、国際新贅沢品専門家委員会が共同で開催した。ヨーロッパのブランド企業から来た数十人の各国のゲストが、次々とステージに上がってブランドの経歴、ブランドの強みなどを語り、出席したゲストのためにブランドの製品を披露し、成功の道を分かち合った。同時に、彼らは自分のブランドを中国に導入し、浙江に持ち込みたいと表明した。

今回の会議で欧州部の責任者であるクリー氏は、浙江省の企業のためにブランドを向上させるための新しいモデルについて、欧州トップクラスのデザイナーを組み合わせて、浙江省の企業のために新しいハイエンドブランドを構築することだと述べた。

浙江省は中国のブランド大省であり、2006年に浙江省委員会省政府は『ブランド大省建設の推進に関するいくつかの意見』を発表し、浙江省企業の自主革新と発展方式の転換を積極的に推進した。浙江省の経済構造は加工型、外向型を特色とし、輸出製品は札付け加工が多く、自主ブランドが少なく、商品の付加価値は相対的に高くない。「浙江製造」から浙江創造に向かうには、ブランド建設が重要な一環である。

浙江製造業を例にとる。浙江省の90%以上の輸出製品は依然としてOEMを主とし、自社ブランド製品の販売比率は6%未満で、50%のレベルをはるかに下回っている。浙江靴の輸出世界の同類市場の40%を占めているが、平均単価はスペインの1/5、イタリアの1/12しかない。国際産業チェーンの価値分配の中で、浙江企業は産業チェーンのローエンドにあり、10%未満の価値しか共有できない。

杭州安派ブランド管理会社の理事長はサミットで演説し、ローエンド市場からミドル・ハイエンド市場への転換、生産利益からブランド付加価値への転換は、浙商企業が乗り越えなければならないハードルだと述べた。

著名なマーケティング・マスターのシュルツ教授は浙江大学を訪れ、浙江商の活路について語った。浙江及び中国の中小企業がブランドの国際化を実現するには、人々の心の中の質の低い観念を取り除き、消費者の信頼を高め、世界の先進的なデザイン理念を購入し、本当に内から外への革新を実現しなければならないと考えている。