ウィリアム王子婚約者のウェディングドレスが「絶対機密」に

　　ウィリアム王子とケイトの王室の大結婚を控え、結婚式の手配に関するすべての詳細がメディアの注目を集めている。

ダイアナ元妃が結婚式で着用したウェディングドレスは世界の注目を集め、数年ぶりに話題になっている。

英ウィリアム王子と婚約者のケイト・ミドルトン（KateMiddleton）が注目する王室結婚式100日のカウントダウンに入り、花嫁のウェディングドレスをめぐる様々な憶測やレースのニュースが各メディアの報道の焦点となっている。

メディア記者は通常、極秘情報を得るために互いに争っているが、これらの情報は国家機密、天価科学特許、大量破壊兵器、がん治癒の良方である可能性がある。しかし、彼らが今回披露しようとしたのは、ケーキのような白いシルクのドレス、英国の未来王妃ケイト・ミドルトンのウェディングドレスだった！

これまでの盛大な王室結婚式と同様、ケイトが4月29日にウィリアム王子の手を引いてロンドンのウェストミンスター寺院の結婚式の殿堂にゆっくりと足を踏み入れると、すべての目が期せずして彼女の結婚式に集中した。

花嫁自身を除いて、ウェディングドレスはすべての結婚式の第2の焦点であり、英国の未来王妃のウェディングドレスは、王室が世界的に有名になったことでさらに注目を集めている。

「ケイト・ミドルトンのウェディングドレス」はグーグルで最も人気のある検索語の一つとなり、30万件にも及ぶ検索結果を持っている。

　　記者はウェディングドレスの詳細を探るために知恵を絞った

大衆の興味に迎合するために、英国のメディア記者は1級戦備状態に入り、「戦略」案、全方位配置、あらゆる可能性を引き出して花嫁のウェディングドレスやデザイナーに関する情報を収集した。

最近、英国のゴシップ週刊誌が、ファッションデザイナーのブルース・オールドフィールド（BruceOldfield）ブティックの前でケイトの母親と姉の写真を掲載し、ウェディングドレスデザイナーを推測する旋風を巻き起こした。同週刊誌はその後、テロの首領ベン・ラディンのビデオを研究する勢いに匹敵する分析記事を長々と発表した。

些細なことがこのように誇張されており、王室の結婚式に対するメディアの熱狂度と国民の注目度が明らかになった。

　ウェディングドレスの安全警戒が全面的にエスカレート

有名なデザイナーのエリザベス・エマニュエル（ElizabethEmanuel）と夫のデイビッド・エマニュエル（DavidEmanuel）はダイアナ妃の世紀の結婚式のドレスデザイナーで、記者がウェディングドレスの詳細を披露することに執着していることを肌で感じたことがある。

この夫婦は、結婚式に関する情報が得られなければ首になると記者たちから懇願の電話を受け続け、一部の記者は彼らの生活ゴミを裏返して、設計図の手がかりを見つけようとした。従業員に賄賂を渡したり、結婚式の制作過程を監視するためにスタジオの向こうに部屋を借りたりする記者もいる。そのため、彼らはウェディングドレスの安全を確保するために警備員を利用しなければならない。

王室はケイトの今回の大結婚式のウェディングドレスの安全性を警戒しており、この極秘設計の任務に参加したスタッフ全員が秘密保持協定に署名することを望んでいる。

結婚式プランナーのシヴォン・クレイヴン・ロビンソン（SiobhanCraven-Robins）氏は、「英国王室にはこの方面の安全問題を処理する能力があると信じている」と話した。