中国非製造業ビジネスの11月活動指数は50.2%前月比0.4ポイント低下

11月30日に国家統計局が発表したデータによると、11月の非製造業のビジネス活動指数は50.2%で、前月より0.4ポイント低下し、依然として臨界点を上回っており、非製造業は引き続き拡張を維持している。

業種別に見ると、建設業のビジネス活動指数は55.0%で、前月より1.5ポイント上昇した。サービス業のビジネス活動指数は49.3%で、前月より0.8ポイント低下した。業界別に見ると、水上運輸、電信放送テレビ及び衛星伝送サービス、通貨金融サービスなどの業界ビジネス活動指数は55.0%以上の比較的高い景気区間に位置し、不動産、賃貸、ビジネスサービスなどの業界ビジネス活動指数は臨界点を下回っている。

新規受注指数は47.2%で、前月より0.5ポイント上昇し、依然として臨界点を下回っており、非製造業市場の需要収縮幅が狭いことを示している。業種別に見ると、建設業の新規受注指数は48.6%で、前月より0.6ポイント低下した。サービス業の新規受注指数は前月比0.7ポイント上昇の46.9%だった。

投入品価格指数は49.8%で、先月より0.1ポイント上昇し、依然として臨界点を下回っており、非製造業企業が経営活動に使用する投入品価格の全体的なレベルは依然として前月をやや下回っていることを示している。業種別に見ると、建設業の投入品価格指数は53.1%で、前月より3.2ポイント上昇した。サービス業の投入品価格指数は49.2%で、前月より0.5ポイント低下した。

販売価格指数は48.3%で、前月より0.3ポイント低下し、非製造業の販売価格の全体的なレベルの低下を示した。業種別に見ると、建設業の販売価格指数は51.3%で、前月より1.3ポイント上昇した。サービス業の販売価格指数は47.7%で、前月より0.6ポイント下落した。

従業員指数は前月比0.4ポイント上昇の46.9%で、非製造業企業の雇用情勢が回復したことを示している。業種別に見ると、建設業の従業員指数は48.2%で、前月より1.8ポイント上昇した。サービス業従業員指数は前月比0.2ポイント上昇の46.7%だった。

業務活動の予想指数は59.8%で、先月より1.7ポイント上昇し、非製造業企業が最近の市場回復発展に自信を強めていることを示した。業種別に見ると、建設業の業務活動予想指数は62.6%で、前月より1.2ポイント上昇した。サービス業の業務活動予想指数は59.3%で、前月より1.8ポイント上昇した。